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ハマったものについて書いたり書かなかったり。

実はダンジョン飯も好き

というのもゴールデンカムイの記事を探して読んでいたら野田サトル氏の「許すまじ『ダンジョン飯』」という発言を見つけまして……そこから気になって買っちゃった(テヘペロ)

電子書籍だとちょっと前にダンジョン飯1~3巻(と竜のかわいい七つの子)が半額キャンペーン対象でした。お手頃でした。
これまた紙のコミックだと色々おまけ的要素があるらしいと後で知りちょっと後悔。でも半額な分、そこまで気にならない。

読んで最初に頭に浮かんだのはフリーゲームRuina 廃都の物語です。ダンジョン飯の舞台同じく地下から遠い昔の帝国の都跡(へ続くダンジョン)が見つかり(というか主人公が見つける)、下へ下へと進んでいくゲームブックRPGです。見つかった遺跡を目当てに冒険者が集まってきて穏やかな辺境の街はガラリと変わる。ちなみに私はこのゲームがめちゃくちゃ大好き。
ダンジョン飯でも森の階や死霊漂う階や町の階があります。読んでると楽しいruinaプレイ中を思い出して二重でおいしい。そういえばあれも料理作れて楽しかったな。ポララポとかポララポとか。和の要素ナチュラルに溶け込んでるのも共通点ですね。

さてダンジョン飯に話を戻す。絵柄が好みで、程よくギャグもあり、シリアスもあり、雰囲気が良い。……語彙がなくて辛い。
ruinaといい、ダンジョン飯といい、理想のファンタジー冒険譚です。とにかくこういうあくまで全体的には柔らかい雰囲気の、かといってほのぼのだけじゃない話が……好き!!

飯は虫以外ならどれも美味そうです。寄生虫の蒲焼きは美味そ、いやでも寄生虫って、でも、美味そうに見えるぅ……。そんな微妙なところ。ローストバジリスクが一番食べたいかなぁ。魔物だけど。魔物以外ならゴーレム畑のキャベツ丸ごと煮。あ!これもバジリスクベーコン入ってたか。じゃあ、オークの辛そうな料理かな。
ゴールデンカムイ軒は実現しましたが、ダンジョン飯亭は実現不可ですね。ゴールデンカムイ軒がみんなでヒンナヒンナしようぜ!なら、ダンジョン飯亭は歩ききのこ食べてマタンゴになろうぜ!的な感じになるのかなぁ。

現時点(3巻読了)でどの話が一番好きかというと絵の中に入って黄金城の過去?を垣間見る話ですかね。ライオスは結果的に腹が膨れずテンション下がって終わりましたが、読んでる私のテンションは謎への期待で高まった。あのダークエルフは何者なんですかね。男か女かさえ分かりませんが、もしあの子が狂乱の魔術師だったとしたら今も最下層付近にいるのかな。
あと3巻終わりのカエルスーツ着用メンバー超かわいい。特にセンシ。はみ出た毛が気にならないほどかわゆい。
この後の展開、レッドドラゴンからファリンを救出した後も更に下層の魔物を食べる為に進むんでしょうか?バジリスク食べたんだからコカトリスも食べて下さい。お願いします。

ついでに竜のかわいい七つの子について。某『すこし不思議』じゃありませんがこういう話めちゃくちゃ大好き(二度目)。短編一つ一つに余韻があります。温かくも切ないです。ビミョーにリンクしてそうでそんなにしてない感じも好きです。話によってちょっとずつ絵柄合わせてあって凄い。
ちなみに私の一番好きな話は老絵師と下手くそな絵の男の話です。泣きました。