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ハマったものについて書いたり書かなかったり。

カントリー・ガールズの終わり

「こんなの…こんなのってないよ!」
レイアースのラストみたいな気持ちです。

カントリーガールズのラストは悲しい結末にしかならないでしょう。
レイアースには続編の2があるのでそこでかなり救われますが、カントリーガールズに2はない。あっても救いはない。
あの事務所は名前だけ引き継いで続けるつもりっぽいですが、本当に頭がおかしいのではないかと思います。

 

 

元々その事務所のやり方でうんざりして離れました。
いくら女の子達が良い子だろうが、良い曲だろうが、頑張っていようが、それも無にする。
応援していても、無駄。
女の子達が傷つくところを見続けるだけ。
ビジネスだとしても必要のない、思いつきや気分で決めたかのようなものが多く見受けられて誤魔化しようがない不信感が積もりに積もりました。

口が悪くなりますが、頭の悪い人間が相手に頭悪いと言って煽っているのを見てしまったかのような不快さです。
虐待して子供を殺した母親が自分も虐待されていたから!DVされていたから!と自己保身に走っているのを冷めた目で見てしまいますが、それに似ています。
見え見えの嘘を毎回つく、虚言癖にしょうがないと思ってつきあう人間もいるのですが、その取り巻きも結局は虚言癖を増長させるだけであって見ていて不快です。

ただ、やっぱり曲が好きなので過去のものや、応援していた頃までは見ていたメンバーやグループは気になったりしていました。
その度にまた悲しい思いもしました。
特にカントリーガールズの扱いです。

もう大体この記事読むような方ならご存じかと思いますが、ももちが抜けた途端、謎の兼任、そして今回のメンバー全員グループ卒業でグループは休止、ハロプロからも卒業がほとんどで引退も2人。

この件に関してだけじゃありませんが、学業との両立だなんて、メンバーのせいにしたがるのは何故なのか?
雇われている立場の弱い側に、しかも未成年や学生相手に責任を押し付ける企業はまともですか?

正直メンバーからそんな話する訳ないと当時から言われていました。なぜならももち以下全てのメンバーはこれからの活動についてしっかり言葉にしていたからです。張り切ってました。これからもカントリーガールズで活動して、もっと皆に知られるグループになろうとしていました。
今回のブログ、見ましたか? 読解力がない、もしくは事務所が正しいと信じている方以外にはお分かりでしょう。学業が理由だなんてメンバーからはおそらく言ってなかっただろうと。
そりゃあ、そうでしょう。だって、分かって入ってますから。アイドルやるつもりですから。いやならもっと早くに辞めてますよ。
ただここまで訳の分からない嘘をつかれるとは思ってなかったんでしょう……。
私はとってつけた自己保身を図る事務所と、学業を理由にカントリーガールズをこんなことにしたのはこいつらだ!とメンバーを叩いていた奴らが大嫌いです。


例えば、スマイレージからアンジュルムへの変更。メンバーからの申し出、かななんこと中西さんの提案で名前がアンジュルムになった時のハロステ。
あれを見て誰が「そっか!メンバーが言ったならしょうがないな」と思えますか?
あの涙や表情を見てそう思えますか?
未成年ですよ、学生ですよ? いい大人が出てこないで子供に責任押しつけてるようにしか見えませんよ?

熱心に見ていたのは数年間でしたが、他にも明らかに立場の弱いメンバーたちをスケープゴートにして、裏で事務所が作った台本で喋らされているんだろうなというシーンに何度も出会いました。
台本ないはずないだろ!って思ったあなた、大人や企業が責任取らないのと演じることとはまだ別だぞ。

それでもね、誰かを応援したくてハロプロを応援する人は多いでしょうがね、限界はありますよ。
正直上の誰かの好みだからとか、事務所の誰かの気にくわないだけちゃうかとかで推される干されるが決まっていて、でも実力でこうなんだという建前があって。
素直に信じる人と、矛盾に気付いた人とで認識の差が生まれますよ。

ありませんか? 歌が上手いからっていう名目で歌割り多いメンバーよりも歌がうまいのに、全く歌割りのないメンバーとかいません?
ダンス上手いからって名目で目立つ位置にいる子より後ろにいる子の方が上手いのでは…?なんて時ありませんか?
ブスだデブだと罵られていた子の方がオタク以外には可愛いとか、愛嬌があるとか、美人だとか、むしろ評判で需要があるのに、一向に露出がないとか扱いが異常に悪いとかありませんか?
実力主義と言いつつ、誰が成長しようが追いつこうが、何も変わっていないグループ、ありませんか?

このグループとあのグループ、実力は大差ないのに、扱いは天と地だなって思ったりしません?

なんだこの衣装とかなんだこのジャケットとか(以下省略)

 

イメージです。これは駄目でこれは素晴らしいんだと言われるとそうじゃなくても信じてしまうんです。人は信じたい物しか信じません。
推されるもののファンはその方が信じたいものなので、何の疑いも持たずに信じ込みます。逆に推されないものに惹かれるととたんにあれ?と思います。なんで?となります。


野球などでベンチの選手の評価が試合に出てエラーした選手より上がったりしますけど、さすがにそれとは違いますよ。
問題を起こさず、試合に出て結果を残しても、不思議なことに干されて、その後不思議なことに戦力外になっているパターンの話です。

 

応援すればするほど矛盾が露呈していき、でも離れられないストレスが溜まって耐えられなくなります。
その頃にはメンバーも心を病んでいたり、心折れたりしています。
悪循環です。メンバーが卒業、引退してやっと終わります。ひとまず。ストレスや不快感は消えませんがね。人間、嫌なことは忘れません。
断ち切れずに他の子を応援してしまい、苦しみ続ける人もいます。それは個人の自由です。

 

他よりマシという意見も分かります。ただ、痴漢と強姦どっちがマシか、まだ痴漢でよかったね、と言われて納得できるほど人間割り切りがよくありません。
嫌なものは嫌なのです。その人が嫌ならばどんなことでも嫌なのです。
それでも常識やある程度の基準があります。個人個人の物差しの長さは異なりますが、大まかにはあるはずです。ただ少しのズレだとしても、数を重ねると大きなズレになります。

 

 


ごちゃごちゃ書いていたら何だか分からなくなりそうなので、ここで締めます。
カントリーガールズは兼任なんかせずにいたらもっと凄いグループになっていたし、誰も辞めなかったし、こんな記事書かなかったし、クソ事務所だと言う人も減っていたし、恨まれなかったよ。
正直に売れないから、面倒くさいから、興味ないから、気にくわないから、それらを事務所側がメンバーに押しつけずに責任負って言えていたら、ここまで燻らなかったよ、マジで。

 

以上、ハロプロ元ファンの怒りにまかせた個人的見解でした。